1)ああベツレヘムよ 小さな町
静かな夜空に またたく星
恐れに満ちた 闇のなかに
希望の光は 今日かがやく
2)マリアを母とし 生まれたみ子
星々かがやけ 語り告げよ
みつかい歌え この喜び
神にはみ栄え 地に平和と
3)人はみな眠り 気づかぬまに
めぐみの賜物 天よりくる
心低くし 主を迎えよ
罪ある世界の 救い主を
4)ああベツレヘムの きよいみ子よ
今こそわれらは 心ひらく
すべての罪を とりのぞく主
共に宿る神 インマヌエルよ
アーメン
出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について)
2022/12/18
2022/12/12
2022年12月18日の聖書日課
(写真:シキミア) |
1:26 兄弟たちよ。あなたがたが召された時のことを考えてみるがよい。人間的には、知恵のある者が多くはなく、権力のある者も多くはなく、身分の高い者も多くはいない。
1:27 それだのに神は、知者をはずかしめるために、この世の愚かな者を選び、強い者をはずかしめるために、この世の弱い者を選び、
1:28 有力な者を無力な者にするために、この世で身分の低い者や軽んじられている者、すなわち、無きに等しい者を、あえて選ばれたのである。
1:29 それは、どんな人間でも、神のみまえに誇ることがないためである。
1:30 あなたがたがキリスト・イエスにあるのは、神によるのである。キリストは神に立てられて、わたしたちの知恵となり、義と聖とあがないとになられたのである。
1:31 それは、「誇る者は主を誇れ」と書いてあるとおりである。
(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)
2022/12/11
2022年12月11日3分メッセージ
ゼパニヤ3章17節をお読みします。
あなたの神、主はあなたのうちにいまし、勇士であって、勝利を与えられる。彼はあなたのために喜び楽しみ、その愛によってあなたを新にし、祭の日のようにあなたのために喜び呼ばわられる」。
今年もクリスマスが近づいてきました。コロナ禍のために日常生活に様々な変化が強いられてきましたが、新たな状況に合わせて日常生活を取り戻そうとする動きも見られます。その際に、取り戻すべき日常は何であるかを見極めることが必要です。
クリスマスとはキリスト教の祭りであり、それはイエス・キリストの降誕を喜び祝うための祭りです。クリスマスの本来の意義を取り戻してこそ、私たちはクリスマスを喜び楽しんで、祝うことができます。まさにクリスマスとは喜びが中心にある祭りです(ゼパニヤ3章14節)。
心の底から喜ぶことができるためには、私たちの心から不安が取り除かれる必要があります。しかし、簡単には不安の種がなくならないかもしれません。また、周りから追いつめられるような苦しい立場に立たされているかもしれません(ゼパニヤ3章15節)。キリスト教は、そのような不安の中にある人々、追いつめられ虐げられている人々の助けとなってきました。
彼らの助けとなるものは、聖書の神が共にいてくださる、という約束です(ゼパニヤ3章17節)。クリスマスは、助けを必要とする者のためにイエス・キリストが来られ、共にいてくださることを喜び祝う祭りです(マタイ1章23節)。
クリスマスには、クリスチャンたちが教会に集まり、喜びの賛美歌を歌って祝います。教会はクリスマスを祝いたいという皆さんを歓迎いたします。聖書の神は皆さんをクリスマスの祝いに招いておられます。
ご一緒にお祈りいたしましょう。
天の父なる神様。様々な物事に光を見いだせずにさまよう者たちに、イエス・キリストは光を与えるためにお生まれになりました(イザヤ9章1~2節)。私たちも聖書の言葉に励まされて、今年もクリスマスを祝いたいと思います。どうぞ私たちをあらゆる災いから守り、新しくされた心で喜びながら日々を過ごす者としてください。
イエス・キリストのお名前によって祈ります。アーメン。
(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)
讃美歌21・258「牧人羊を」
1)牧人(まきびと)羊を 見守るその夜
はじめて天使は ノエルを伝えた
(くりかえし)
ノエル ノエル ノエル ノエル
主イエスは生まれた
2)神の子 主イエスは 貧しい姿で
この世に来られて まぶねに生まれた
(くりかえし)
3)博士は輝く その星たよりに
はるばるまぶねの 主イエスを訪ねた
(くりかえし)
4)喜びあふれて 東の博士は
主イエスを拝んで 宝をささげた
(くりかえし)
5)われらも今宵は 歌声合わせて
平和をもたらす 主イエスをたたえよう
(くりかえし)
アーメン
出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について)
はじめて天使は ノエルを伝えた
(くりかえし)
ノエル ノエル ノエル ノエル
主イエスは生まれた
2)神の子 主イエスは 貧しい姿で
この世に来られて まぶねに生まれた
(くりかえし)
3)博士は輝く その星たよりに
はるばるまぶねの 主イエスを訪ねた
(くりかえし)
4)喜びあふれて 東の博士は
主イエスを拝んで 宝をささげた
(くりかえし)
5)われらも今宵は 歌声合わせて
平和をもたらす 主イエスをたたえよう
(くりかえし)
アーメン
出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について)
2022/12/07
2022/12/05
2022年12月11日の聖書日課
(写真:トベラ) |
ゼパニヤ3:14-18
3:14 シオンの娘よ、喜び歌え。
イスラエルよ、喜び呼ばわれ。
エルサレムの娘よ、心のかぎり喜び楽しめ。
3:15 主はあなたを訴える者を取り去り、
あなたの敵を追い払われた。
イスラエルの王なる主はあなたのうちにいます。
あなたはもはや災を恐れることはない。
3:16 その日、人々はエルサレムに向かって言う、
「シオンよ、恐れるな。
あなたの手を弱々しくたれるな。
3:17 あなたの神、主はあなたのうちにいまし、
勇士であって、勝利を与えられる。
彼はあなたのために喜び楽しみ、
その愛によってあなたを新にし、
祭の日のようにあなたのために喜び呼ばわられる」。
3:18 「わたしはあなたから悩みを取り去る。
あなたは恥を受けることはない。
(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)
2022/12/04
モーセの十戒 第十戒
モーセの十戒の第十の戒め、出エジプト20章17節をお読みします。
あなたは隣人の家をむさぼってはならない。
「あなたは盗んではならない。」(出エジプト20章15節)と戒める第八の戒めに続いて、第十の戒めは盗みを働く心の動機を戒めています。盗みを働く動機となるものは「むさぼり」、すなわち欲しがる心です。
私たちが日々生活する社会においては、私たちが知ることのできる範囲で、すなわち実際の行動や、言葉や、他の人も確認できる証拠によってのみ、物事が正しいか正しくないかを判断することができます。もしある人が心の内側に秘めている思いを、他の人にもわかるように表に出すことがなければ、他の人は知ることができず、善悪も判断することができません。しかし、盗みの行為は、人の心からわき出る悪巧みから始まります。
第十の戒めは、他人のむさぼりの心を戒めるものではありません。戒めは「あなた」に向けられたものであり、盗みを働こうとする人の心の内側に秘められた、盗みへと誘うむさぼりの心、それも自分だけが知っている、自分の心のうちにあるむさぼりの心を戒める教えです。 聖書はむさぼりや貪欲を罪とします(コロサイ3章5節)。盗みの言い訳とされている「出来心」や「気の迷い」は決して正当な理由とはなりません(マタイ5章29~30節)。自らを律することのできないような欲望や誘惑は避けなければなりません(ヤコブ1章13~14節)。
ご一緒にお祈りいたしましょう。
天の父なる神様。聖書の教えは、この世の秩序を保つ社会のルールであるに留まらず、私たちの内に秘めた思いに対しても語り掛ける教えです。この世に生きる私たちに正しい道を教えてください。また、私たち自身も神の助けをいただいて、正しい歩みをすることができるように、私たちに新しい心を与えてください(エゼキエル18章31節)。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)
登録:
投稿 (Atom)