(ノゲイトウ) |
ヨハネ11:3-11
11:3 姉妹たちは人をイエスのもとにつかわして、「主よ、ただ今、あなたが愛しておられる者が病気をしています」と言わせた。
11:4 イエスはそれを聞いて言われた、「この病気は死ぬほどのものではない。それは神の栄光のため、また、神の子がそれによって栄光を受けるためのものである」。
11:5 イエスは、マルタとその姉妹とラザロとを愛しておられた。
11:6 ラザロが病気であることを聞いてから、なおふつか、そのおられた所に滞在された。
11:7 それから弟子たちに、「もう一度ユダヤに行こう」と言われた。
11:8 弟子たちは言った、「先生、ユダヤ人らが、さきほどもあなたを石で殺そうとしていましたのに、またそこに行かれるのですか」。
11:9 イエスは答えられた、「一日には十二時間あるではないか。昼間あるけば、人はつまずくことはない。この世の光を見ているからである。
11:10 しかし、夜あるけば、つまずく。その人のうちに、光がないからである」。
11:11 そう言われたが、それからまた、彼らに言われた、「わたしたちの友ラザロが眠っている。わたしは彼を起しに行く」。
(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)