2022/06/30

2022年6月19日(日) 献堂68周年記念礼拝

 戦後まもなく舟渡の地にキリスト教会が建って満68年、志村キリスト教会は2022年に献堂68周年を迎えました。今年はめぐみ福音キリスト教会の平松咲先生にビデオメッセージを頂きました。礼拝後、集まった教会員の皆さんに少し寄っていただいて集合写真を撮りました。

2022/06/26

聖書の植物~スズカケノキ

「すずかけの木も、この若枝のようではなく、
神の園にあるどの木も、その美しさにはかなわない。」

(エゼキエル31章8節

 スズカケノキは、西アジア原産の高木です。イスラエルでは北部の水辺に生育しています(エゼキエル31章4節)。成長が早いため、日本でも街路樹として多く植えられています。
 中には30mにも達するスズカケノキは、聖書ではおごり高ぶりのたとえとして用いられています(エゼキエル31章10節)。優れた力を自慢するのではなく、その力を他者への奉仕のため用いることを聖書は勧めています(エゼキエル31章6節)。「人の高ぶりはその人を低くし、へりくだった人は誉れをつかむ。」(箴言29章23節)

(新日本聖書刊行会『聖書 新改訳2017』2017年版)

2022/06/25

讃美歌21・458「信仰こそ旅路を」

1)信仰こそ旅路を みちびく杖
弱きを強むる 力なれば
こころ勇ましく 旅を続け行かん
恐るべきものは この世になし

2)わが主をかしらと 仰ぎ見れば
ちからの泉は 湧きて尽きず
恵みふかき主の み傷示されて
わずかに残る火 ふたたび燃ゆ

3)主イエスの足跡 たどりゆけば
けわしき山路も 越え行くを得ん
疲るることなく 迷うこともなし
ひたすら御神へ 近づきゆかん

4)信仰こそわが身の 杖と頼まん
炎も剣も なにかはあらん
代々の聖徒らを 強く生かしたる
いのちの聖霊 与えたまえ

アーメン

出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について

2022/06/20

2022年6月26日の聖書日課

(写真:アガパンサス)
 サムエル上16:14-23
 16:14 さて主の霊はサウルを離れ、主から来る悪霊が彼を悩ました。
 16:15 サウルの家来たちは彼に言った、「ごらんなさい。神から来る悪霊があなたを悩ましているのです。
 16:16 どうぞ、われわれの主君が、あなたの前に仕えている家来たちに命じて、じょうずに琴をひく者ひとりを捜させてください。神から来る悪霊があなたに臨む時、彼が手で琴をひくならば、あなたは良くなられるでしょう」。
 16:17 そこでサウルは家来たちに言った、「じょうずに琴をひく者を捜して、わたしのもとに連れてきなさい」。
 16:18 その時、ひとりの若者がこたえた、「わたしはベツレヘムびとエッサイの子を見ましたが、琴がじょうずで、勇気もあり、いくさびとで、弁舌にひいで、姿の美しい人です。また主が彼と共におられます」。
 16:19 そこでサウルはエッサイのもとに使者をつかわして言った、「羊を飼っているあなたの子ダビデをわたしのもとによこしなさい」。
 16:20 エッサイは、ろばにパンを負わせ、皮袋にいれたぶどう酒一袋と、やぎの子とを取って、その子ダビデの手によってサウルに送った。
 16:21 ダビデはサウルのもとにきて、彼に仕えた。サウルはひじょうにこれを愛して、その武器を執る者とした。
 16:22 またサウルは人をつかわしてエッサイに言った、「ダビデをわたしに仕えさせてください。彼はわたしの心にかないました」。
 16:23 神から出る悪霊がサウルに臨む時、ダビデは琴をとり、手でそれをひくと、サウルは気が静まり、良くなって、悪霊は彼を離れた。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)

2022/06/19

聖書の植物~レタマ

 「彼はれだまの木の下に伏して眠ったが、
天の使が彼にさわり、『起きて食べなさい』

と言ったので…」(列王紀上19章5節)

 レタマ(学名Retama)は、地中海沿岸原産で、エニシダに近縁であるマメ科の低木です。同じ近縁種にレダマ(学名Spartium)がありますが、それとは別種です。エニシダは黄色の花を咲かせますが、レタマは白い花を咲かせます。レタマはイスラエルの荒野に生育する数少ない植物の一つで、焚き木として利用されることもありました(ヨブ30章4節)。
 預言者エリヤは命をねらわれたため、荒野に逃れました(列王紀上19章3節)。人目を避けてレタマの陰に身を隠したエリヤを、神は食事をもって力づけました。エリヤはそれに力を得て、神の山にたどり着きました(列王紀上19章8節)。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)

2022/06/18

讃美歌21・402「いとも尊き」

1)いとも尊き イエスの恵み
罪に死にたる 身をも生かす
主より賜る 天の糧に
飢えしこころも いまは満ちぬ
(くりかえし)
世にあるかぎり 主のみ栄えと
いつくしみとを 語り伝えん

2)救いの恵み 告ぐるわれは
喜びあふれ 歌とぞなる
滅びを出でし この知らせを
あまねく人に 語り伝えん
(くりかえし)

3)語り尽くせぬ イエスの恵み
いとも小さき われをも召し
天の世嗣ぎと なしたまえば
たれか洩るべき 主の救いに
(くりかえし)

アーメン

出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について

2022/06/13

2022年6月19日の聖書日課

(写真:ウツギ)
 使徒4:23-31
 4:23 ふたりはゆるされてから、仲間の者たちのところに帰って、祭司長たちや長老たちが言ったいっさいのことを報告した。
 4:24 一同はこれを聞くと、口をそろえて、神にむかい声をあげて言った、「天と地と海と、その中のすべてのものとの造りぬしなる主よ。
 4:25 あなたは、わたしたちの先祖、あなたの僕ダビデの口をとおして、聖霊によって、こう仰せになりました、
『なぜ、異邦人らは、騒ぎ立ち、
もろもろの民は、むなしいことを図り、
 4:26 地上の王たちは、立ちかまえ、
支配者たちは、党を組んで、
主とそのキリストとに逆らったのか』。
 4:27 まことに、ヘロデとポンテオ・ピラトとは、異邦人らやイスラエルの民と一緒になって、この都に集まり、あなたから油を注がれた聖なる僕イエスに逆らい、
 4:28 み手とみ旨とによって、あらかじめ定められていたことを、なし遂げたのです。
 4:29 主よ、いま、彼らの脅迫に目をとめ、僕たちに、思い切って大胆に御言葉を語らせて下さい。
 4:30 そしてみ手を伸ばしていやしをなし、聖なる僕イエスの名によって、しるしと奇跡とを行わせて下さい」。
 4:31 彼らが祈り終えると、その集まっていた場所が揺れ動き、一同は聖霊に満たされて、大胆に神の言を語り出した。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)

2022/06/12

聖書の植物~ナルド

(写真:ナルドの根の粉末)

 「その時、マリヤは高価で純粋な
ナルドの香油一斤を持ってきて、

イエスの足にぬり、自分の髪の毛でそれをふいた。
すると、香油のかおりが家にいっぱいになった。」
(ヨハネ12章3節)

 ナルドは、ヒマラヤ山脈原産のオミナエシ科の多年草です。特に根に多く香油成分を含んでおり、抽出した香油を石膏のつぼに入れて(マルコ14章3節)高級な香料として取り引きされました。イスラエル人は東方の外国から輸入して珍重しました(雅歌4章14節)。
 ラザロの姉妹マリヤは、キリストを慕う余りにナルドの価値を顧みず、キリストの足に注ぎ出しました。しかし、その行為の価値をマリヤ自身も知りませんでした。その香油は、やがて十字架で死なれるキリストの葬りのために用いられたのでした(ヨハネ12章7節)。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)

2022/06/11

讃美歌21・343「聖霊よ降りて」

1)聖霊よ 降りて 昔のごとく
くすしき御業を あらわしたまえ
代々にいます 霊なる神よ
きたりて この身に 満ちさせたまえ

2)聖霊よ 降りて 渇ける心
めぐみの雨にて うるおしたまえ
代々にいます 霊なる神よ
きたりて この身に 満ちさせたまえ

3)聖霊よ 降りて けがれをきよめ
とうとき救いに 導きたまえ
代々にいます 霊なる神よ
きたりて この身に 満ちさせたまえ

4)聖霊よ 降りて 弱きわれをも
聖なる力に 富ましめたまえ
代々にいます 霊なる神よ
きたりて この身に 満ちさせたまえ

アーメン

出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について

2022/06/06

2022年6月12日の聖書日課

(写真:シャクヤク)
ローマ8:12-17
 8:12 それゆえに、兄弟たちよ。わたしたちは、果すべき責任を負っている者であるが、肉に従って生きる責任を肉に対して負っているのではない。
 8:13 なぜなら、もし、肉に従って生きるなら、あなたがたは死ぬ外はないからである。しかし、霊によってからだの働きを殺すなら、あなたがたは生きるであろう。
 8:14 すべて神の御霊に導かれている者は、すなわち、神の子である。
 8:15 あなたがたは再び恐れをいだかせる奴隷の霊を受けたのではなく、子たる身分を授ける霊を受けたのである。その霊によって、わたしたちは「アバ、父よ」と呼ぶのである。
 8:16 御霊みずから、わたしたちの霊と共に、わたしたちが神の子であることをあかしして下さる。
 8:17 もし子であれば、相続人でもある。神の相続人であって、キリストと栄光を共にするために苦難をも共にしている以上、キリストと共同の相続人なのである。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)

2022/06/05

聖書の植物~オリーブ


 「はとは夕方になって彼のもとに帰ってきた。
見ると、そのくちばしには、
オリブの若葉があった。」
(創世記8章11節)

 オリーブ(オリブ)は、地中海沿岸原産の常緑樹です。木材として利用されるほか、実が食用となり、オリーブ油の原料となるため、イスラエルを始めとする地中海世界の人々の生活を支える極めて重要な植物です(申命記8章8節)。日本でも観葉植物として、特徴的な長円形の葉を各地で見ることができます。
 オリーブは鳩とともに、聖書に平和の象徴として記されています。神の怒りの大洪水の後、鳩はオリーブの若枝に休みを得、人々は生活再建の希望をオリーブの若木に見ました(詩篇128篇3節)。
(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)

2022/06/04

讃美歌21・342「神の霊よ今くだり」

1)神の霊よ 今くだり
わが心 動かして
弱き身を 強くなし
愛に歩ませたまえ

2)主なる神 愛せとの
みことばに 従いて
主の十字架 仰ぎつつ
み旨を示したまえ

3)主よ 共に とどまりて
疑いと 争いの
わが心 うちくだき
力を与えたまえ

4)主の深き 愛をもて
わが心 燃え立たせ
魂も 身も献げ
愛に生かしめたまえ

アーメン

出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について

2022/06/01

2022年6月5日の聖書日課

(写真:シャガ)
 マルコ3:21-29
 3:21 身内の者たちはこの事を聞いて、イエスを取押えに出てきた。気が狂ったと思ったからである。
 3:22 また、エルサレムから下ってきた律法学者たちも、「彼はベルゼブルにとりつかれている」と言い、「悪霊どものかしらによって、悪霊どもを追い出しているのだ」とも言った。
 3:23 そこでイエスは彼らを呼び寄せ、譬をもって言われた、「どうして、サタンがサタンを追い出すことができようか。
 3:24 もし国が内部で分れ争うなら、その国は立ち行かない。
 3:25 また、もし家が内わで分れ争うなら、その家は立ち行かないであろう。
 3:26 もしサタンが内部で対立し分争するなら、彼は立ち行けず、滅んでしまう。
 3:27 だれでも、まず強い人を縛りあげなければ、その人の家に押し入って家財を奪い取ることはできない。縛ってからはじめて、その家を略奪することができる。
 3:28 よく言い聞かせておくが、人の子らには、その犯すすべての罪も神をけがす言葉も、ゆるされる。
 3:29 しかし、聖霊をけがす者は、いつまでもゆるされず、永遠の罪に定められる」。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)