ラベル 教会日記 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 教会日記 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024/11/29

2024年11月29日(金) 内装工事

 
 志村教会で内装工事が行われています。工期は12月21日(土)までを予定していますが、その間各集会とも休まず開催します。工事中は足元が悪い状態ですので、お越しの際はくれぐれも注意して中にお入りください。各集会とも2階の礼拝堂で行います。

2024/10/24

2024年10月24日(木) 海外宣教祈祷会

 

 志村教会の木曜日の祈祷会に、カルスター神召教会(アメリカ・カルフォルニア州)の石原シンシア充江先生が来られ、米国宣教の証をしてくださいました。アメリカ在住の日系人の救いのため、志村教会でも引き続きお祈りいたします。

2024/09/08

2024年9月8日(日) 洗礼式


  本日は主日礼拝の前に洗礼式が行われました。洗礼式はイエス・キリストの命令によるもので(マタイ28:19)、教会員となる前に行われる入会儀式です。志村キリスト教会では、1階の床下に、全身を水に浸して行う洗礼式(浸礼)を行うための「洗礼槽」があります。前日より洗礼槽を清掃し、当日の朝、水を張って準備しました。

 今回洗礼を受けられた兄弟(男性のクリスチャン)は、「朝早く眠かったが、洗礼を受けて目が覚めた!」と興奮気味に語っていました。おそらく、それ以上の感動的な体験を得たのだろうな、と先輩の教会員たちは喜んで、その兄弟を教会の仲間に迎えてくれました。

2024/08/01

主イエス・キリストのたとえ話

 

 イエス・キリストは、群衆に対し多くのことを譬(たとえ話)によって教えられました(マルコ4:2)。その後、キリストは弟子たちに対し、たとえ話の意味を解き明かしました(マルコ4:10)。キリストがたとえを用いて語った理由は、聞く耳のある者に神の奥義を伝えるため、聞く耳を持たない者には謎として残すためでした(マタイ13:9-13)。

 しかし、キリストの話は多くの人々に権威を感じさせる力を持ち(マタイ7:29)、聞く耳を持つ者には理解を促し、興味をひきつける工夫に満ちていました(マルコ4:33)。一例として、古代オリエント世界でよく用いられた「誇張法」(当時の農業水準を超える百倍の収穫、マルコ4:8)が挙げられます。また、聞き手の生活に身近な話題を用いつつ、その中に注意を引く異常な変化を持たせました(良い麦畑に出た毒麦、マタイ13:27)。また、主な聴衆であるイスラエル人の常識である旧約聖書からの引用も多くありました。
※マタイ13:32(鳥が巣を作るほどの大木)=エゼキエル31:6(世界帝国のたとえ)

 たとえ話は繰り返し語られ、異なる人々に対して語られました。聴衆によりたとえ話の強調点が変わることがあります。「ぶどう園の主人」のたとえ話(マタイ20:1-16)では、主人に雇われること、主人に選ばれること、賃金の逆転、または賃金の平等、主人の気前よさ、と複数の強調点を見出すことができます。しかし、キリストのたとえ話は物語の第二の頂点の方に、より重要な真理が秘められています(ルカ12:36-48)。

 福音書に収められたキリストのたとえ話は、教会の長い歴史の中で繰り返し語られてきました。教会では多くの場合、聖書全体がキリストを指し示すものとして寓喩的に解釈されてきました。しかし、その解釈は教会による二次的な意味づけであり、キリストが最初に教えようとされた真理から外れている可能性があります。キリストは数多くのたとえ話を「天国の奥義」を教えるために語られました。キリストが語られた中心的なメッセージを見失わないようにしましょう。「求めよ、そうすれば、与えられるであろう。捜せ、そうすれば、見いだすであろう。門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう。」(マタイ7:7)

参考資料:ヨアヒム・エレミアス「イエスの譬え」新教出版社(1969年)

2024/06/23

2024年6月23日(日) 献堂70周年記念礼拝


 今年は志村教会が舟渡の地に建てられて70年の記念の年です。コロナ禍後、久しぶりに外部講師としてお越しいただいたのは、山形神召キリスト教会の布施宣義先生です。布施先生は今から20年前、献堂50周年の際に派遣神学生として志村教会に来られていました。多くの志村教会員にとっても懐かしいひと時となり、新たな思いで「前へ進む」時となりました。

2024/06/13

聖書の教理~(10)人間の性質

 聖書は人間の起源が神によることを語っています。神は、天地創造にあたって人間を「神のかたち」にかたどって創造し、地を治めさせました(創世記1:26-28)。人間には神の特別な愛顧と祝福がありました。

 しかし、人間は神の定めに背いて罪を犯し、神の園エデンから追放されてしまいました(創世記3章)。その時から、人間の本質的な性質である「神のかたち」がゆがめられてしまいました。

 良心(テモテ第一1:5)が汚れた良心(テトス1:15)に、知恵(ダニエル2:21)が腐った知恵(詩篇14:1)に、永遠の生命(ダニエル12:2)が束の間の生命(ハバクク2:10)に、獣を支配する者(創世記1:28)が獣にひとしく(詩篇49:20)なってしまいました。人間は自らの罪により、神の性質である「神のかたち」を損ない、失ってしまいました。

 イエス・キリストによる救いのわざの一つが、私たちの「神のかたち」を回復させることです。「彼(キリスト)は、万物をご自身に従わせうる力の働きによって、わたしたちの卑しいからだを、ご自身の栄光のからだと同じかたちに変えて下さるであろう。」(ピリピ3:21)

参考資料:
日本聖書協会「聖書 口語訳」1955年版
マイヤー・パールマン「聖書の教理(上)」福音出版社(1981年)

2024/04/04

2024年4月4日(木) 新コンテンツの紹介


  キリストの復活を祝うイースターを経て、志村教会も新しい歩みを始めています。これまで毎週掲載していた「賛美歌カラオケ」と「3分メッセージ」はいったん休止します。それぞれ最後の投稿に今までの記事のリンクを掲載しましたのでご利用ください。「聖書日課」は継続しますので引き続きご利用ください。
 今月より新しく「聖書の教理」を毎週木曜日(4月11日より)に掲載します。聖書研究資料としてご覧ください。

2024/03/31

イスラエルと日本の横穴墓

吉見百穴・玄室

「ここにはおられません。前から言っておられたように、
よみがえられたからです。来て、納めてあった場所を
見てごらんなさい。」(マタイ28:6)

 十字架で死なれたイエス・キリストは、アリマタヤの金持ちのヨセフによって新しい墓に葬られました(マタイ27:57)。その墓は岩に横穴を掘って作られたもの(横穴墓)であり、遺体を収めた後、大きな石で墓穴をふさぎました(マタイ27:60)。このことはアリマタヤのヨセフの厚意によることでしたが、心ならずも「彼は富む者とともに葬られた」(イザヤ53:9)という聖書の言葉通りとなりました。当時の一般庶民の墓は横穴墓ではなく、土を掘って遺体を埋めるだけの簡素な土葬墓でした。

 横穴墓はイスラエル王国時代(BC1000~BC586)に盛んに作られ、後の時代には王国時代の横穴墓が再利用されました。内部には遺体を安置する棺台(ベンチ)が設けられて、遺体が骨化した後、集骨して奥の穴(リポジトリ)に収めました。このようにして、一つの横穴墓は何世代にもわたる家族墓として用いられました。墓はいわば死後の家とみなされ、日用品の副葬物も発掘されています。

 捕囚後の時代、ギリシャ文化(ヘレニズム)の影響でイスラエルの横穴墓が変化し、骨を一つの場所に集めるのではなく一人ずつ、あるいは近親者の骨ごとに骨壺(オシュアリ)に収めるようになりました。一説によれば、これはイスラエル人の復活信仰(イザヤ66:14)の現われであると言われています。

 日本では古墳時代後期に横穴墓が用いられました。イスラエルと時と場所は違いますが、多くの共通点を見出すことができます。いわゆる古墳と同じく横穴墓は権力者の墓ですが、古墳の主ほどの権力はなく、横穴墓の文化と共に中央から地方に派遣された役人レベルの墓であると見られています。日本の横穴墓も何世代もの家族が引き続いて利用し、集骨がなされ、また後の時代には火葬された骨が小さな骨壺に入れられて横穴墓に収められました。志村教会の近場では、赤羽台(東京都北区)、吹上(埼玉県和光市)、吉見百穴(埼玉県吉見町)などの発掘例を知ることができます。

 人類は普遍的に死後の世界を思い見ていることを、埋葬の文化からうかがうことができます。「まことに、あなたは、私のたましいをよみに捨ておかず、あなたの聖徒に墓の穴をお見せにはなりません。あなたは私に、いのちの道を知らせてくださいます。あなたの御前には喜びが満ち、あなたの右には、楽しみがとこしえにあります。」(詩篇16:10-11)

参考資料:
長尾琢磨「第二神殿時代のユダヤ人埋葬に関する考古学的研究の課題」『史学第88号』三田史学会(2020年)
松崎元樹「東京の古墳を探る」吉川弘文館(2022年)

引用聖書:新日本聖書刊行会『聖書 新改訳』2003年版

2024/02/27

2024年2月25日(日) ギデオン協会宣教報告

 世界中で聖書を配布・贈呈する活動を行っている日本国際ギデオン協会の皆様が、5年ぶりに志村キリスト教会にお越しくださいました。今回は、コロナ禍においても活動を継続してきた報告を聞くことができました。
 見えるところの状況が変わらないように思えても、着実に新しい時代が始まっている、そのようなことを思わされました。今年のイースターは3月31日です。志村教会もキリストの復活の信仰に立ち、新しい歩みを踏み出したいと思います。

2024/01/01

2024年1月1日(月) 新年のごあいさつ

(写真:ナツメヤシ)

新年あけましておめでとうございます。

今年は元旦礼拝を始めとして、毎週日曜日の主日礼拝、
毎週木曜日の祈祷会を欠かさず活動してまいります。

新型コロナウイルス感染症はだいぶ落ち着いてきました。
今後も東京都発表の「最新のモニタリング項目の分析について
を確認しつつ、必要な対策を講じていきます。

皆様におかれましても、実り多い新年でありますように。 

2023/07/30

2023年7月16日(日) オンライン・イスラエルツアー


 2023年の4月・5月・7月と、第三日曜日の午後に教会教育部ホームページ「こひつじ」に掲載されている「体感!イスラエルツアー」の動画を視聴しました。コロナ禍になり、オンラインによる良い学びの機会が増えたことは感謝です。動画を視聴しつつ、コロナ後の教会の在り方を考える機会ともなりました。

2023/06/12

2023年6月11日(日) 献堂69周年記念礼拝

今年は志村キリスト教会の創立(献堂)69周年となります。献堂記念礼拝の特別講師として、フィリピン宣教師の山城良美先生にお願いし、フィリピンからビデオメッセージを送っていただきました。ビデオの中で、ルソン島北部での生活と宣教活動の紹介があり、「ゆだねる」という事のメッセージを語っていただきました。これからもすべてをゆだねて、神様が導かれる道を歩んでまいりたいと思います。

2023/03/04

2023年3月4日(土) 春の志村キリスト教会


 すっかり春らしくなってきました。志村キリスト教会の周辺でも新しい季節に入っています。
 3月からは毎週日曜日の深夜0時に「聖書日課」、同日の昼12時に「3分メッセージ」を更新します。「賛美歌カラオケ」は更新停止します。これまでに公開した46曲をご利用ください。
 教会での対面の教会行事も、その都度状況を確認して実施してまいります。新しい季節と共に、新しい生活に取り組むことができますように。皆様の日々の生活の祝福をお祈りいたましす。

2023/01/01

2023年の志村キリスト教会


 志村キリスト教会は、2023年も1月1日(日)の元旦礼拝から始まりました。今年はいくらかでもコロナ前の教会活動の再開を目指してまいります。

 2023年の主な特別集会は以下の通りです。
        4月9日(日) イースター礼拝
        6月(期日未定) 献堂69周年記念礼拝
        12月24日(日) クリスマス礼拝

 定例集会は当面、以下の通り短縮集会を継続します。感染対策は継続します。
        
主日礼拝:毎週日曜日 午前10:30~11:30
        祈祷会:毎週木曜日 午後2:00~3:00

 ホームページの更新予定は以下の通りです。
        賛美歌カラオケ:毎週日曜日 午前12時公開
        3分メッセージ:
毎週日曜日 午後12時公開
        聖書日課(次週の聖書箇所):毎週月曜日 午前12時公開

 今年もよろしくお願いいたします。新年の祝福をお祈りします(牧師・横山唯一)。

2022/10/23

2022年10月23日(日) 教会近況


  今年の秋は過ごしやすい日が続き、紅葉もゆっくり進んでいます。志村キリスト教会の近況についてお知らせします。

1)定例集会は以下の通り、感染対策の特別スケジュールを継続しています。

        主日礼拝: 毎週日曜日 午前10:30~11:30
        祈祷会:  毎週木曜日 午後 2:00~ 3:00

2)ホームページでは、以下のコンテンツを公開しましたのでご利用ください。

        聖書日課聖書の植物(完結)、モーセの十戒(更新中)、賛美歌カラオケ

 季節の変わり目にご健康も守られますようにお祈りしています。

2022/06/30

2022年6月19日(日) 献堂68周年記念礼拝

 戦後まもなく舟渡の地にキリスト教会が建って満68年、志村キリスト教会は2022年に献堂68周年を迎えました。今年はめぐみ福音キリスト教会の平松咲先生にビデオメッセージを頂きました。礼拝後、集まった教会員の皆さんに少し寄っていただいて集合写真を撮りました。

2022/04/17

2022年4月17日(日) イースターの卵

 今年も教会堂に集まってイースター礼拝を行うことができました。恒例の食事会はありませんでしたが、イースターにちなんだ色々な「卵」が集まり、それぞれの家庭でキリストの復活の恵みを味わうことができました。

2022/03/27

2022年3月27日(日) 教区オンライン集会

  感染対策を始めて三年目の志村キリスト教会。今年も定例の日曜礼拝、水曜祈祷会を休まず行っています。今日は関東北東教区の女性部オンライン集会に参加しました。ZOOMを通してリアルタイムで集会に参加し、賛美歌を歌い、メッセージを聞き、お互いのために祈り合いました。

2022/01/08

2022年1月6日(木) 4年ぶりの大雪

 1月6日(木)、定例の祈祷会最中に関東南部では4年ぶりの大雪が降りました。晴天の翌日に雪はほとんど解けてなくなりましたが、日陰には解けた雪が凍りついて残っています。自動車や徒歩での行き来は、道路の状況をくれぐれも注意してください。無事に礼拝にお越しになられることをお待ちしています。

2021/09/27

2021年9月26日(日) 八木原神学生実習終了

八木原海神学生(写真右)

  2021年4月から9月にかけて、中央聖書神学校の八木原海神学生(3分メッセージ)が毎週日曜日、教会実習のため志村キリスト教会に来られました。コロナ禍の様々な課題を共有して、志村教会の兄弟姉妹とともに最善を尽くして奉仕してくれました。あっという間の6ヶ月間、名残惜しくもお別れしました。卒業後は牧師として再会できますように、学びの祝福をお祈りします。