2022/12/11

讃美歌21・258「牧人羊を」

1)牧人(まきびと)羊を 見守るその夜
はじめて天使は ノエルを伝えた
(くりかえし)
ノエル ノエル ノエル ノエル
主イエスは生まれた

2)神の子 主イエスは 貧しい姿で
この世に来られて まぶねに生まれた
(くりかえし)

3)博士は輝く その星たよりに
はるばるまぶねの 主イエスを訪ねた
(くりかえし)

4)喜びあふれて 東の博士は
主イエスを拝んで 宝をささげた
(くりかえし)

5)われらも今宵は 歌声合わせて
平和をもたらす 主イエスをたたえよう
(くりかえし)

アーメン

出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について

2022/12/07

モーセの十戒 目次

※出エジプト20章3~17節より抜粋

第一戒 あなたはわたしのほかに、なにものをも神としてはならない。

第二戒 あなたは自分のために、刻んだ像を造ってはならない。

第三戒 あなたは、あなたの神、主の名を、みだりに唱えてはならない。

第四戒 安息日を覚えて、これを聖とせよ。

第五戒 あなたの父と母を敬え。

第六戒 あなたは殺してはならない。

第七戒 あなたは姦淫してはならない。

第八戒 あなたは盗んではならない。

第九戒 あなたは隣人について、偽証してはならない。

第十戒 あなたは隣人の家をむさぼってはならない。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)

2022/12/05

2022年12月11日の聖書日課

(写真:トベラ)

ゼパニヤ3:14-18
 3:14 シオンの娘よ、喜び歌え。
イスラエルよ、喜び呼ばわれ。
エルサレムの娘よ、心のかぎり喜び楽しめ。
 3:15 主はあなたを訴える者を取り去り、
あなたの敵を追い払われた。
イスラエルの王なる主はあなたのうちにいます。
あなたはもはや災を恐れることはない。
 3:16 その日、人々はエルサレムに向かって言う、
「シオンよ、恐れるな。
あなたの手を弱々しくたれるな。
 3:17 あなたの神、主はあなたのうちにいまし、
勇士であって、勝利を与えられる。
彼はあなたのために喜び楽しみ、
その愛によってあなたを新にし、
祭の日のようにあなたのために喜び呼ばわられる」。
 3:18 「わたしはあなたから悩みを取り去る。
あなたは恥を受けることはない。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)

2022/12/04

モーセの十戒 第十戒



 モーセの十戒の第十の戒め、出エジプト20章17節をお読みします。
あなたは隣人の家をむさぼってはならない。

 「あなたは盗んではならない。」(出エジプト20章15節)と戒める第八の戒めに続いて、第十の戒めは盗みを働く心の動機を戒めています。盗みを働く動機となるものは「むさぼり」、すなわち欲しがる心です。
 私たちが日々生活する社会においては、私たちが知ることのできる範囲で、すなわち実際の行動や、言葉や、他の人も確認できる証拠によってのみ、物事が正しいか正しくないかを判断することができます。もしある人が心の内側に秘めている思いを、他の人にもわかるように表に出すことがなければ、他の人は知ることができず、善悪も判断することができません。しかし、盗みの行為は、人の心からわき出る悪巧みから始まります。
 第十の戒めは、他人のむさぼりの心を戒めるものではありません。戒めは「あなた」に向けられたものであり、盗みを働こうとする人の心の内側に秘められた、盗みへと誘うむさぼりの心、それも自分だけが知っている、自分の心のうちにあるむさぼりの心を戒める教えです。  聖書はむさぼりや貪欲を罪とします(コロサイ3章5節)。盗みの言い訳とされている「出来心」や「気の迷い」は決して正当な理由とはなりません(マタイ5章29~30節)。自らを律することのできないような欲望や誘惑は避けなければなりません(ヤコブ1章13~14節)。

 ご一緒にお祈りいたしましょう。
 天の父なる神様。聖書の教えは、この世の秩序を保つ社会のルールであるに留まらず、私たちの内に秘めた思いに対しても語り掛ける教えです。この世に生きる私たちに正しい道を教えてください。また、私たち自身も神の助けをいただいて、正しい歩みをすることができるように、私たちに新しい心を与えてください(エゼキエル18章31節)。

 イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)

2022/12/03

讃美歌21・262「聞け天使の歌」

1)聞け 天使の歌 み子には栄光
地には平和あれ 世の人々に
ダビデの村に 生まれしみ子を
世界の民よ 共にあがめて
聞け 喜びの おとずれの歌

2)み子キリストこそ とわにいます主
神の時満ちて おとめに宿り
人となりたる 神のみことば
インマヌエルの主 今宵生まれぬ
聞け 喜びの おとずれの歌

3)光をもたらす 義の太陽よ
救いといのちと 平和の君よ
死すべき人を 生かすためにと
み子は生まれぬ まぶねの中に
聞け 喜びの おとずれの歌

アーメン

出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について

2022/12/01

2022年12月4日の聖書日課

(写真:エンジェルストランペット)
 イザヤ55:1-4
 55:1 「さあ、かわいている者は
みな水にきたれ。
金のない者もきたれ。
来て買い求めて食べよ。
あなたがたは来て、金を出さずに、
ただでぶどう酒と乳とを買い求めよ。
 55:2 なぜ、あなたがたは、
かてにもならぬもののために金を費し、
飽きることもできぬもののために労するのか。
わたしによく聞き従え。
そうすれば、良い物を食べることができ、
最も豊かな食物で、自分を楽しませることができる。
 55:3 耳を傾け、わたしにきて聞け。
そうすれば、あなたがたは生きることができる。
わたしは、あなたがたと、とこしえの契約を立てて、
ダビデに約束した変らない確かな恵みを与える。
 55:4 見よ、わたしは彼を立てて、
もろもろの民への証人とし、
また、もろもろの民の君とし、命令する者とした。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)

2022/11/27

モーセの十戒 第九戒



 モーセの十戒の第九の戒め、出エジプト20章16節をお読みします。
あなたは隣人について、偽証してはならない。

 聖書の神は、悪を行う者を憎み、偽りを言う者を滅ぼす、正義の神です(詩篇5篇5~6節)。もし人が他の人に対し偽りを働くなら、正義の神はその人々の間を公平にさばき、偽る者を罪とされます(詩篇9篇8節)。
 神は悪者を滅ぼすだけでなく、正しい者の正当な権利を守り、人々の争いを仲裁して仲を取り持ってくださるお方です。しかし、もし神の正義に逆らって偽りを働くなら、偽る者を守る権利などどこにもありません(サムエル上2章25節)。聖書は偽りの証言をした者を、その偽ることの悪とともに除き去るべきことを命じています(申命記19章18~19節)。
 私たち人間はたとい正直、真実に生きようと志しても、意図せずに間違いを犯し、偽りを口にすることもあります(ヤコブ3章2~8節)。ですから、この第九の戒めにより責められない人は、一人もいません。私たちはみな偽りを働く罪から救われる必要があります(エペソ4章25節)。偽りの言葉に代えて、聖書から正しい、良い言葉を学び、心に蓄えましょう(エペソ4章29節)。

 ご一緒にお祈りいたしましょう。
 天の父なる神様。この世界には本物ではない、偽りの物事に満ち満ちています。それどころか、私たちの唇から大きな嘘、小さな噓の数々があふれてきます。どうぞ私たちのうちから偽りの心を取り除いてください。どうぞ私たちの心に真実な言葉を与えてください(詩篇18篇30節)。
 イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)