2021/10/17

聖書の植物~ナツメヤシ

「初めの日に、美しい木の実と、なつめやしの枝
…を取って、七日の間あなたがたの神、
主の前に楽しまなければならない。」
(レビ23章40節)

 ナツメヤシはイスラエルの南方、北アフリカやペルシャ湾沿岸地域に自生するヤシの一種です。実(デーツ)や樹液が甘く、枝(実は葉)が編み細工に利用されるなど、中東では古代より好まれた植物です。砂漠のオアシスに群生しますが(出エジプト15章27節)、日本などの北方地域では育たず、ナツメヤシの枝を用いるべき「枝の主日」(ヨハネ12章13節)ではシュロが代用されます。
 イスラエルの秋の祭りである「仮庵の祭り」でもナツメヤシの枝が用いられ、神の民の繁栄を象徴する植物です(詩篇92篇12節)。 

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)

 

2021/10/11

2021年10月17日の聖書日課

(写真:ケイトウ)

イザヤ33:17-22
 33:17 あなたの目は麗しく飾った王を見、
遠く広い国を見る。
 33:18 あなたの心はかの恐ろしかった事を思い出す。
「数を調べた者はどこにいるか。
みつぎを量った者はどこにいるか。
やぐらを数えた者はどこにいるか」。
 33:19 あなたはもはや高慢な民を見ない。
かの民の言葉はあいまいで、聞きとりがたく、
その舌はどもって、悟りがたい。
 33:20 定めの祭の町シオンを見よ。
あなたの目は平和なすまい、
移されることのない幕屋エルサレムを見る。
その杭はとこしえに抜かれず、
その綱は、ひとすじも断たれることはない。
 33:21 主は威厳をもってかしこにいまし、
われわれのために広い川と流れのある所となり、
その中には、こぐ舟も入らず、
大きな船も過ぎることはない。
 33:22 主はわれわれのさばき主、
主はわれわれのつかさ、
主はわれわれの王であって、われわれを救われる。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)

2021/10/10

聖書の植物~タマリスク


 「アブラハムはベエル・シェバに
一本のタマリスクの木を植え、そこで永遠の神、
主の御名を呼び求めた。」(創世記21章33節) 

  タマリスクは乾燥と塩分に強い木であり、乾燥地帯の水辺近くに育ちます。針のような細い葉、一年に数回咲くピンクの小さな花のため、涼しげな印象を受けます。日本には江戸時代に観賞用として中国から渡来しました。日本語名はギョリュウ(御柳)と言います。
 イスラエルでは砂漠に緑と木陰をもたらすため、盛んに植林されました。タマリスクは大切な契約の印、記念樹としても植えられ、大きく育ってその土地の目印ともなりました(第一サムエル31章13節)。

(新日本聖書刊行会『聖書 新改訳2017』2017年版)

2021/10/04

2021年10月10日の聖書日課

(写真:シュウメイギク)
マタイ22:15-22
 22:15 そのときパリサイ人たちがきて、どうかしてイエスを言葉のわなにかけようと、相談をした。
 22:16 そして、彼らの弟子を、ヘロデ党の者たちと共に、イエスのもとにつかわして言わせた、「先生、わたしたちはあなたが真実なかたであって、真理に基いて神の道を教え、また、人に分け隔てをしないで、だれをもはばかられないことを知っています。
 22:17 それで、あなたはどう思われますか、答えてください。カイザルに税金を納めてよいでしょうか、いけないでしょうか」。
 22:18 イエスは彼らの悪意を知って言われた、「偽善者たちよ、なぜわたしをためそうとするのか。
 22:19 税に納める貨幣を見せなさい」。彼らはデナリ一つを持ってきた。
 22:20 そこでイエスは言われた、「これは、だれの肖像、だれの記号か」。
 22:21 彼らは「カイザルのです」と答えた。するとイエスは言われた、「それでは、カイザルのものはカイザルに、神のものは神に返しなさい」。
 22:22 彼らはこれを聞いて驚嘆し、イエスを残して立ち去った。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)

2021/10/03

聖書の植物~ワタ

「そこには白綿布の垂幕と青色のとばりとがあって、
紫色の細布のひもで銀の輪および大理石の柱に
つながれていた。」(エステル1章6節)

 ワタはインド、メキシコ等の熱帯地域の原産で、種の表面から生じる綿毛が綿布の素材となり、種そのものからも食用油が採れます。衣服に亜麻布を用いていた古代イスラエル人は、東方の国から輸入された綿布の軽さ、柔らかさに驚きました。
 旧約聖書のエステル記は、イスラエルの東方、アケメネス朝ペルシャ帝国で活躍したエステルたちユダヤ人の物語です。白綿布等の異国の王宮の豪華絢爛さの影で、ユダヤ人の信仰と神の見えざる御手のわざを垣間見ることができます。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)

2021/09/27

2021年9月26日(日) 八木原神学生実習終了

八木原海神学生(写真右)

  2021年4月から9月にかけて、中央聖書神学校の八木原海神学生(3分メッセージ)が毎週日曜日、教会実習のため志村キリスト教会に来られました。コロナ禍の様々な課題を共有して、志村教会の兄弟姉妹とともに最善を尽くして奉仕してくれました。あっという間の6ヶ月間、名残惜しくもお別れしました。卒業後は牧師として再会できますように、学びの祝福をお祈りします。

2021年10月3日の聖書日課

(写真:ススキ)

ヨシュア6:1-5
 6:1 さてエリコは、イスラエルの人々のゆえに、かたく閉ざして、出入りするものがなかった。
 6:2 主はヨシュアに言われた、「見よ、わたしはエリコと、その王および大勇士を、あなたの手にわたしている。
 6:3 あなたがた、いくさびとはみな、町を巡って、町の周囲を一度回らなければならない。六日の間そのようにしなければならない。
 6:4 七人の祭司たちは、おのおの雄羊の角のラッパを携えて、箱に先立たなければならない。そして七日目には七度町を巡り、祭司たちはラッパを吹き鳴らさなければならない。
 6:5 そして祭司たちが雄羊の角を長く吹き鳴らし、そのラッパの音が、あなたがたに聞える時、民はみな大声に呼ばわり、叫ばなければならない。そうすれば、町の周囲の石がきは、くずれ落ち、民はみなただちに進んで、攻め上ることができる」。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)