2026/10/01

御霊の実(6)慈愛

「神の慈愛は、もしあなたがその慈愛にとどまっているなら、あなたに向けられる。」(ローマ11:22)

 御霊の実の「慈愛」は「親切」とも表現されます。慈愛は、反対者を制することのできる力を持ちます(テモテ第二2:24-25)。御霊の力であるペンテコステの力は、慈愛と親切の心によって用いられます。
 慈愛は母が子どもを育てるさまにたとえられます(テサロニケ第一2:7)。同じく、聖書では慈愛の神を「羊飼い」として説明しています。「主は牧者のようにその群れを養い、そのかいなに小羊をいだき、そのふところに入れて携えゆき、乳を飲ませているものをやさしく導かれる。」(イザヤ40:11)キリストは慈愛をもって幼な子らを迎え入れ、祝福しました(マルコ10:14-16)。
 慈愛は力のある者の特徴です。「わたしたち強い者は、強くない者たちの弱さをになうべきであって、自分だけを喜ばせることをしてはならない。」(ローマ15:1)

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)