2019/08/18

2019年8月18日3分メッセージ


 ローマ12章9節をお読みします。
愛には偽りがあってはなりません。悪を憎み、善に親しみなさい。

 「神は愛です。」聖書はこのように語っています。
 聖書が語る愛は、聖書や神の内側に留まっているものではありません。愛は神から出て人に伝わり、神から愛を受け取った人がほかの人に愛を伝えます。そのようにして、「互いに愛し合いなさい」というキリストの命令が、世界中のクリスチャンによって実践されているのです。
 教会では男女が愛を誓う結婚式が行われますが、それだけではなく、聖書の愛の精神に基づく様々な活動が多くの人々に向けて実践されています。
 もし、愛とは名ばかりで偽りの愛に心傷ついた経験があるならば、神から出た本物の愛を知る必要があります。神はひとり子イエス・キリストを身代わりにして人に命を与えられました。このイエス・キリストの十字架に神の、本物の愛がはっきりと示されています。

 お祈りいたしましょう。
 天の父なる神さま。私たちは愛を必要としています。愛とは名ばかりの偽りの愛ではなく、イエス・キリストの十字架によって示された本物の愛を、私たちの心に注ぎ入れてください。
 イエス・キリストのお名前によって祈ります。アーメン。
(聖書 新改訳 ©1970,1978,2003 新日本聖書刊行会)