2023/11/11
讃美歌21・227「主のまことは」
1)主のまことは 岩のごとし
逆巻く波にも ゆるぎもなし
(くりかえし)
とうときかな 天の神は
力にあふるる とこしえの主
2)主の恵みは 浜の真砂(まさご)
その数いかでか 数えうべき
(くりかえし)
3)弱きわれも 心つくし
わが主にすがらば 力をぞ得ん
(くりかえし)
4)主のまことと その恵みを
望みてわれらは 安らぎを得ん
(くりかえし)
アーメン
出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について)
逆巻く波にも ゆるぎもなし
(くりかえし)
とうときかな 天の神は
力にあふるる とこしえの主
2)主の恵みは 浜の真砂(まさご)
その数いかでか 数えうべき
(くりかえし)
3)弱きわれも 心つくし
わが主にすがらば 力をぞ得ん
(くりかえし)
4)主のまことと その恵みを
望みてわれらは 安らぎを得ん
(くりかえし)
アーメン
出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について)
2023/11/05
2023年11月5日3分メッセージ
賛美歌:讃美歌21・530「主よ試み」
聖書:創世記3:14-19
創世記の最初の部分は、神が天地を創造されたこと(創世記1章)、神が人を創造されたこと(創世記2章)、人が罪を犯して楽園から追い出されたこと(創世記3章)を語っています。
神は、人の罪、具体的には食べるなと命じた禁令を破った罪をさばかれました(創世記3章11節)。しかし、神のさばきの内容を見ると、厳しさとともに憐れみをも感じることができます。
神は、罪を犯した者たちを厳格にさばきました。それは、人に罪を二度と犯させないため(出エジプト20章20節)、また罪を犯すことは死に至る悪であることを教えるためでした(ローマ6章23節)。
さらに神は「恨み」をおかれました。それは、人が罪を犯すことに対して無感覚であるべきでなく、あるいは他人を憎んで責任転嫁するのでもなく(創世記3章11~13節)、何よりも罪を憎んで離れるべきことを教えるためです(ヨブ42章6節)。
最後に、神は人生の苦しみを増し加えられました(創世記3章16節)。人のすべての営みには喜びと苦しみがあります。それとともに、人の営みには始まりがあり終わりがあるものなので、最後に人はちりに帰ることになります(創世記3章19節)。
私たちは人として生まれ、人として死ぬことに一喜一憂する存在です。しかし、神は私たち人間がか弱き存在であることをご存じです。神の憐れみに身を任せましょう。「神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。」(ローマ8章28節)
ご一緒にお祈りいたしましょう。
天の父なる神様。私たちは日々の人生の歩みの中で、悪だと知っていながらも様々な罪を犯してしまう存在です。そのような私たちの弱さを知っておられる神に身を任せます。正しい人生を歩めるように、私たちと共に働いてくださいますように。
イエス・キリストのお名前によって祈ります。アーメン。
(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)
聖書:創世記3:14-19
わたしは恨みをおく、
おまえと女とのあいだに、
おまえのすえと女のすえとの間に。
彼はおまえのかしらを砕き、
おまえは彼のかかとを砕くであろう」。
(創世記3章15節)
創世記の最初の部分は、神が天地を創造されたこと(創世記1章)、神が人を創造されたこと(創世記2章)、人が罪を犯して楽園から追い出されたこと(創世記3章)を語っています。
神は、人の罪、具体的には食べるなと命じた禁令を破った罪をさばかれました(創世記3章11節)。しかし、神のさばきの内容を見ると、厳しさとともに憐れみをも感じることができます。
神は、罪を犯した者たちを厳格にさばきました。それは、人に罪を二度と犯させないため(出エジプト20章20節)、また罪を犯すことは死に至る悪であることを教えるためでした(ローマ6章23節)。
さらに神は「恨み」をおかれました。それは、人が罪を犯すことに対して無感覚であるべきでなく、あるいは他人を憎んで責任転嫁するのでもなく(創世記3章11~13節)、何よりも罪を憎んで離れるべきことを教えるためです(ヨブ42章6節)。
最後に、神は人生の苦しみを増し加えられました(創世記3章16節)。人のすべての営みには喜びと苦しみがあります。それとともに、人の営みには始まりがあり終わりがあるものなので、最後に人はちりに帰ることになります(創世記3章19節)。
私たちは人として生まれ、人として死ぬことに一喜一憂する存在です。しかし、神は私たち人間がか弱き存在であることをご存じです。神の憐れみに身を任せましょう。「神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。」(ローマ8章28節)
ご一緒にお祈りいたしましょう。
天の父なる神様。私たちは日々の人生の歩みの中で、悪だと知っていながらも様々な罪を犯してしまう存在です。そのような私たちの弱さを知っておられる神に身を任せます。正しい人生を歩めるように、私たちと共に働いてくださいますように。
イエス・キリストのお名前によって祈ります。アーメン。
(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)
2023/11/04
2023年11月5日の聖書日課
(写真:ウィンターコスモス) |
創世記3:14-19
3:14 主なる神はへびに言われた、
「おまえは、この事を、したので、
すべての家畜、野のすべての獣のうち、
最ものろわれる。
おまえは腹で、這いあるき、
一生、ちりを食べるであろう。
3:15 わたしは恨みをおく、
おまえと女とのあいだに、
おまえのすえと女のすえとの間に。
彼はおまえのかしらを砕き、
おまえは彼のかかとを砕くであろう」。
3:16 つぎに女に言われた、
「わたしはあなたの産みの苦しみを大いに増す。
あなたは苦しんで子を産む。
それでもなお、あなたは夫を慕い、
彼はあなたを治めるであろう」。
3:17 更に人に言われた、「あなたが妻の言葉を聞いて、食べるなと、わたしが命じた木から取って食べたので、
地はあなたのためにのろわれ、
あなたは一生、苦しんで地から食物を取る。
3:18 地はあなたのために、いばらとあざみとを生じ、
あなたは野の草を食べるであろう。
3:19 あなたは顔に汗してパンを食べ、ついに土に帰る、
あなたは土から取られたのだから。
あなたは、ちりだから、ちりに帰る」。
(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)
讃美歌21・530「主よ試み」
1)主よ 試み 受くる折り
祈りたまえ わがために
こころ恐れ 迷うときも
愛の御顔 向けたまえ
2)世の宝は 目をうばい
世の誉れが 誘うとき
十字架の主の み苦しみを
示したまえ わが胸に
3)わずらわしき 世のわざに
やるせもなき 悲しみに
なお潜める いつくしみを
見させたまえ 過(あやま)たず
4)塵より成る このわが身
塵にかえる そのときも
主よ 御顔を あおぎ見つつ
行かせたまえ みもとへと
アーメン
出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について)
祈りたまえ わがために
こころ恐れ 迷うときも
愛の御顔 向けたまえ
2)世の宝は 目をうばい
世の誉れが 誘うとき
十字架の主の み苦しみを
示したまえ わが胸に
3)わずらわしき 世のわざに
やるせもなき 悲しみに
なお潜める いつくしみを
見させたまえ 過(あやま)たず
4)塵より成る このわが身
塵にかえる そのときも
主よ 御顔を あおぎ見つつ
行かせたまえ みもとへと
アーメン
出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について)
2023/10/29
2023年10月29日3分メッセージ
賛美歌:讃美歌21・361「この世はみな」
聖書:詩篇104:19-24
日常生活の忙しさの中から、ふと自然に目を移すと、何が見えてくるでしょうか。そこには人間が手を加える以上に整った自然の美しさが見えてくるのではないでしょうか。
現代日本の日常生活では、なかなか人間の手が加えられていない、ありのままの自然の姿を見ることは難しいかもしれません。しかし、道端の雑草の群れの中にも、人間が意図していなかったような小さな、かつ複雑な自然の調和を見出すこともできます。人間の手によってかき乱されたとしても、そこにもかけがえのない命の営みが息づいています(詩篇104篇14節)。
目を高く、遠くに移してみると、人間が行きつこうと願ってもなかなか実現できない、天体の輝きが広がっています(詩篇104篇19節)。しかも、それらの星々の輝きが、私たちの住むこの地上の生活にも大きく影響を及ぼしています。このような自然の営みを見上げる時、私たちは多くのことを悟らされるのではないでしょうか。
それは、この世界は人間によって支配されているのではないこと。人間が支配しようとしても、人間の支配に関わらず営まれる命の世界があること。そして私たち人類の命は、大きな世界の中で支配されており、また育まれていること。この世界は無秩序ではなく、大きな力によって支える秩序が存在すること、などです。
聖書は、私たちが生きる世界を広く見渡し、そこに神の存在と神の知恵による営みのわざを見出しています。それが私たちにとって、ごく自然な物の見方ではないでしょうか。そのような神の大きな力に支えられて私たちの命が育まれています。聖書の神が計られることは悪ではなく、善です。神が私たちを正しく導いておられることを喜びとし、ともに神をほめたたえましょう(詩篇104篇33~35節)。
ご一緒にお祈りいたしましょう。
天の父なる神様。私たちが住む人間の社会は混乱に満ちています。しかし、私たちの世界は無秩序ではなく、秩序によって支配され、その中で私たちの命が存在しています。どうぞ秩序を乱そうとする私たちの罪をお赦しくださり、神が定めた秩序の中で憩うことができますように。
イエス・キリストのお名前によって祈ります。アーメン。
(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)
聖書:詩篇104:19-24
主よ、あなたのみわざはいかに多いことであろう。
あなたはこれらをみな知恵をもって造られた。
地はあなたの造られたもので満ちている。
(詩篇104篇24節)
日常生活の忙しさの中から、ふと自然に目を移すと、何が見えてくるでしょうか。そこには人間が手を加える以上に整った自然の美しさが見えてくるのではないでしょうか。
現代日本の日常生活では、なかなか人間の手が加えられていない、ありのままの自然の姿を見ることは難しいかもしれません。しかし、道端の雑草の群れの中にも、人間が意図していなかったような小さな、かつ複雑な自然の調和を見出すこともできます。人間の手によってかき乱されたとしても、そこにもかけがえのない命の営みが息づいています(詩篇104篇14節)。
目を高く、遠くに移してみると、人間が行きつこうと願ってもなかなか実現できない、天体の輝きが広がっています(詩篇104篇19節)。しかも、それらの星々の輝きが、私たちの住むこの地上の生活にも大きく影響を及ぼしています。このような自然の営みを見上げる時、私たちは多くのことを悟らされるのではないでしょうか。
それは、この世界は人間によって支配されているのではないこと。人間が支配しようとしても、人間の支配に関わらず営まれる命の世界があること。そして私たち人類の命は、大きな世界の中で支配されており、また育まれていること。この世界は無秩序ではなく、大きな力によって支える秩序が存在すること、などです。
聖書は、私たちが生きる世界を広く見渡し、そこに神の存在と神の知恵による営みのわざを見出しています。それが私たちにとって、ごく自然な物の見方ではないでしょうか。そのような神の大きな力に支えられて私たちの命が育まれています。聖書の神が計られることは悪ではなく、善です。神が私たちを正しく導いておられることを喜びとし、ともに神をほめたたえましょう(詩篇104篇33~35節)。
ご一緒にお祈りいたしましょう。
天の父なる神様。私たちが住む人間の社会は混乱に満ちています。しかし、私たちの世界は無秩序ではなく、秩序によって支配され、その中で私たちの命が存在しています。どうぞ秩序を乱そうとする私たちの罪をお赦しくださり、神が定めた秩序の中で憩うことができますように。
イエス・キリストのお名前によって祈ります。アーメン。
(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)
2023/10/28
2023年10月29日の聖書日課
讃美歌21・361「この世はみな」
1)この世はみな 神の世界
天地(あめつち)すべてが 歌い交わす
岩も木々も 空も海も
み神のみわざを ほめたたえる
2)この世はみな 神の世界
鳥の音(ね)花の香(か) 主をたたえる
朝日 夕日 空に映えて
み神のみわざを 語り告げる
3)この世はみな 神の世界
悪魔の力が 世に満ちても
わが心に 迷いはなし
主こそがこの世を 治められる
アーメン
出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について)
天地(あめつち)すべてが 歌い交わす
岩も木々も 空も海も
み神のみわざを ほめたたえる
2)この世はみな 神の世界
鳥の音(ね)花の香(か) 主をたたえる
朝日 夕日 空に映えて
み神のみわざを 語り告げる
3)この世はみな 神の世界
悪魔の力が 世に満ちても
わが心に 迷いはなし
主こそがこの世を 治められる
アーメン
出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について)
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