2022/08/13
讃美歌21・493「いつくしみ深い」
うれいも罪をも ぬぐい去られる
悩み 苦しみを かくさず述べて
重荷のすべてを み手にゆだねよ
2)いつくしみ深い 友なるイエスは
われらの弱さを 共に負われる
嘆き 悲しみを ゆだねて祈り
つねに励ましを 受けるうれしさ
3)いつくしみ深い 友なるイエスは
愛のみ手により 支え みちびく
世の友 われらを 捨て去るときも
祈りに応えて なぐさめられる
アーメン
出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について)
2022/08/08
2022年8月14日の聖書日課
(写真:サギソウ) |
マルコ9:42-50
9:42 また、わたしを信じるこれらの小さい者のひとりをつまずかせる者は、大きなひきうすを首にかけられて海に投げ込まれた方が、はるかによい。
9:43 もし、あなたの片手が罪を犯させるなら、それを切り捨てなさい。両手がそろったままで地獄の消えない火の中に落ち込むよりは、かたわになって命に入る方がよい。
9:44 地獄では、うじがつきず、火も消えることがない。
9:45 もし、あなたの片足が罪を犯させるなら、それを切り捨てなさい。両足がそろったままで地獄に投げ入れられるよりは、片足で命に入る方がよい。
9:46 地獄では、うじがつきず、火も消えることがない。
9:47 もし、あなたの片目が罪を犯させるなら、それを抜き出しなさい。両眼がそろったままで地獄に投げ入れられるよりは、片目になって神の国に入る方がよい。
9:48 地獄では、うじがつきず、火も消えることがない。
9:49 人はすべて火で塩づけられねばならない。
9:50 塩はよいものである。しかし、もしその塩の味がぬけたら、何によってその味が取りもどされようか。あなたがた自身の内に塩を持ちなさい。そして、互に和らぎなさい」。
(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)
2022/08/07
聖書の植物~スイカ
ただで、魚を食べた。きゅうりも、すいかも、
にらも、たまねぎも、そして、にんにくも。」
民数記11章5節
スイカは、アフリカ原産のウリ科のつる植物で、古代エジプトの壁画に描かれ、ピラミッドから種が発掘されているように、古い歴史を持つ野菜です。乾燥地帯では貴重な水分源でもありました。当時のスイカは現代の日本で見られるような赤くて甘いものではなく、食材としては種が主とされていました。
約束の地を目指して荒野を旅するイスラエル人たちは、エジプトでの生活を思い出して不平を言いました。このことによって彼らは神の約束を軽んじ、天からの恵みであるマナをけなしました(民数記11章6節)。神は彼らの態度に怒りを発し、彼らは自らのけなした神の約束も天からの恵みも失ってしまいました(民数記11章33節)。
(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)
2022/08/06
讃美歌21・532「安かれわが心よ」
痛みも 苦しみをも 静かに忍び耐えよ
主イエスのともにませば 耐ええぬ悩みはなし
2)安かれ わが心よ 波風たけるときも
恐れも 悲しみをも み旨(むね)にすべて委ねん
み手もて導きたもう 望みの岸は近し
3)安かれ わが心よ 月日の移ろいなき
み国はやがてきたらん うれいはとわに消えて
輝くみ顔あおぐ いのちの幸をぞ受けん
アーメン
出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について)
2022/08/01
2022年8月7日の聖書日課
(写真:ハイビスカス) |
詩篇13篇 聖歌隊の指揮者によってうたわせたダビデの歌
13:1 主よ、いつまでなのですか。
とこしえにわたしをお忘れになるのですか。
いつまで、み顔をわたしに隠されるのですか。
13:2 いつまで、わたしは魂に痛みを負い、ひねもす心に
悲しみをいだかなければならないのですか。
いつまで敵はわたしの上にあがめられるのですか。
13:3 わが神、主よ、みそなわして、わたしに答え、
わたしの目を明らかにしてください。
さもないと、わたしは死の眠りに陥り、
13:4 わたしの敵は「わたしは敵に勝った」と言い、
わたしのあだは、わたしの動かされることによって喜ぶでしょう。
13:5 しかしわたしはあなたのいつくしみに信頼し、
わたしの心はあなたの救を喜びます。
13:6 主は豊かにわたしをあしらわれたゆえ、
わたしは主にむかって歌います。
(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)
2022/07/31
聖書の植物~アザミ
あざみとを生じ、あなたは
野の草を食べるであろう。」
創世記3章18節
アザミは、キク科アザミ属とその近縁の植物を指します。その多くは、トゲのあるギザギザの葉と針山のような花を持ち、草原や乾燥した土地に育ちます。草食動物も食べることなく、牧場を荒らす害草として駆除の対象となります。
聖書の「あざみ」は荒れ地にはびこる雑草の総称であり、その中にイバラ、イラクサ等を含みます(イザヤ34章13節)。「あざみ」は神の祝福を失った「呪い」の象徴であり(創世記3章17節)、そこから人は労働の苦しさを味わい、神の祝福を求めて祈ることを始めました(創世記4章26節)。
(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)
2022/07/30
讃美歌21・298「ああ主は誰がため」
かくまで悩みを 受けたまえる
2)わがため十字架に 悩みたもう
こよなきみ恵み はかりがたし
3)主は人の罪を 負いたまえば
照る日もかくれて 闇となりぬ
4)十字架のみもとに こころせまり
涙にむせびて ただひれ伏す
5)なみだも恵みに むくいがたし
この身をささぐる ほかはあらじ
アーメン
出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について)