聖霊の賜物とは、教会の益となる働きをするため聖霊によって与えられる力です(コリント第一12:4-7)。コリント第一12:8-10には以下の具体例が挙げられています。一緒に参考聖句も示します。
a)知恵の言葉(ローマ11:33)、b)知識の言(ペテロ第一3:19)、c)信仰(マタイ17:20)、d)いやしの賜物(ヤコブ5:15)、e)力あるわざ(奇蹟を行う力、ヨハネ14:12)、f)預言(コリント第一14:3)、g)霊を見分ける力(使徒5:3)、h)種々の異言(コリント第一14:5)、i)異言を解く力(コリント第一14:5)。
聖霊の賜物の取り扱いについて、コリント第一14章で三つのことが教えられています。a)吟味されるべきである(コリント第一14:29)。b)制御されるべきである(コリント第一14:32)。c)熱心に求めるべきである(コリント第一14:39)。
「あなたがたは、それぞれ賜物をいただいているのだから、神のさまざまな恵みの良き管理人として、それをお互のために役立てるべきである。」(ペテロ第一4:10)
参考資料:
日本聖書協会「聖書 口語訳」1955年版
マイヤー・パールマン「聖書の教理(下)」福音出版社(1982年)
日本聖書協会「聖書 口語訳」1955年版
マイヤー・パールマン「聖書の教理(下)」福音出版社(1982年)