(写真:ウマハッカ) |
「はっか、いのんど、クミンなどの薬味の
十分の一を宮に納めておりながら、
律法の中でもっと重要な、公平と
あわれみと忠実とを見のがしている。」
マタイ23章23節
律法の中でもっと重要な、公平と
あわれみと忠実とを見のがしている。」
マタイ23章23節
ハッカ(ミント)は、アジア原産とする説がありますが、古代より世界各地で栽培され、様々な品種、雑種が存在します。イスラエルではウマハッカ(ホースミント)が水辺に自生しており、清涼感に富むため薬味等で利用されてきました。
イスラエルではハッカのほか、コエンドロ、イノンド、クミン等、多種多様なハーブ、スパイスが食材として用いられました。聖書の教え(律法)に忠実な人々は、これらのものを事細かく管理して礼拝で捧げましたが、キリストは彼らが教えの神髄を見のがしていることを戒めました(ミカ6章8節)。
(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)