2022/11/26
讃美歌21・261「もろびとこぞりて」
久しく待ちにし 主は来ませり
主は来ませり 主は 主は来ませり
2)悪魔の力を うちくだきて
虜(とりこ)を放つと 主は来ませり
主は来ませり 主は 主は来ませり
3)この世の闇路を 照らしたもう
光の君なる 主は来ませり
主は来ませり 主は 主は来ませり
4)平和の君なる み子を迎え
われらの救いと ほめたたえよ
ほめたたえよ ほめ ほめたたえよ
アーメン
出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について)
2022/11/24
2022/11/21
2022年11月27日の聖書日課
(写真:コウテイダリア) |
ヤコブ5:7-11
5:7 だから、兄弟たちよ。主の来臨の時まで耐え忍びなさい。見よ、農夫は、地の尊い実りを、前の雨と後の雨とがあるまで、耐え忍んで待っている。
5:8 あなたがたも、主の来臨が近づいているから、耐え忍びなさい。心を強くしていなさい。
5:9 兄弟たちよ。互に不平を言い合ってはならない。さばきを受けるかも知れないから。見よ、さばき主が、すでに戸口に立っておられる。
5:10 兄弟たちよ。苦しみを耐え忍ぶことについては、主の御名によって語った預言者たちを模範にするがよい。
5:11 忍び抜いた人たちはさいわいであると、わたしたちは思う。あなたがたは、ヨブの忍耐のことを聞いている。また、主が彼になさったことの結末を見て、主がいかに慈愛とあわれみとに富んだかたであるかが、わかるはずである。
(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)
2022/11/20
モーセの十戒 第八戒
モーセの十戒の第八の戒め、出エジプト20章15節をお読みします。
あなたは盗んではならない。
十戒は、他人の物を無断で盗むことを、二つの戒めにより禁じています。すなわち、第八の戒めは盗む行為を禁じ、第十の戒めは盗もうとする動機を禁じています。
聖書の神は、人が物を所有する権利を認めていて、他人の所有する権利を侵してはならないことを命じています(出エジプト6章8節)。もし盗みを働いて他人の権利を侵すことがあれば、その盗みの罪による損害を賠償すべきことを命じています(出エジプト22章1節)。
また、物や金銭に執着して、欲にかられて盗みを働くことのないように、自分の持っている物で満足すべきことを教えています(ルカ3章14節)。さらに、不足を補うために自らの手で働くことが大切であること(エペソ4章28節)、自分の事だけでなく、助けを必要としている貧しい人々を顧みて、できる限りの中で他者を助け、養うべきことを勧めています(ヤコブ1章27節)。
人の持つ権利は決して生まれながらに持っているものではありません。権利はそれを保障する大きな力があって守られるものです。聖書の神は人が物を所有し、生きる権利を守られます。同じように、すべての人が不足せずに生活できることが、神の御心です(申命記15章11節)。この神の御心に従って、自ら進んで与える者に、神は豊かに報いてくださいます(ルカ6章38節)。
ご一緒にお祈りいたしましょう。
天の父なる神様。私たちが日々享受している、生きるための様々な権利は、神の大きな力によって守られていることを感謝いたします。今日も神の守りの中で生きることができ、また他の人々の権利も尊重して生きることができますように。「受けるよりは与える方が、さいわいである」(使徒20章35節)と言われるキリストの教えに従わせてください。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)
2022/11/19
讃美歌21・259「急ぎきたれ、主にある民」
み子の生まれし ベツレヘム
歌え 祝え 天使らと共に
(おりかえし)
きたりて拝め きたりて拝め
きたりて拝め いざ共に
2)光の主よ 神の神よ
おとめマリアを 母として
生まれましし みどり子 主イエスよ
(おりかえし)
3)今われらも 共に歌わん
み使いたちと 声あわせ
み栄えあれ いと高き神に
(おりかえし)
4)とこしえなる 神のことば
肉となりにし この良き日
迎えまつれ 人なる主イエスを
(おりかえし)
アーメン
出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について)
2022/11/14
2022年11月20日の聖書日課
(写真:サネカズラ) |
第一コリント15:20-28
15:20 しかし事実、キリストは眠っている者の初穂として、死人の中からよみがえったのである。
15:21 それは、死がひとりの人によってきたのだから、死人の復活もまた、ひとりの人によってこなければならない。
15:22 アダムにあってすべての人が死んでいるのと同じように、キリストにあってすべての人が生かされるのである。
15:23 ただ、各自はそれぞれの順序に従わねばならない。最初はキリスト、次に、主の来臨に際してキリストに属する者たち、
15:24 それから終末となって、その時に、キリストはすべての君たち、すべての権威と権力とを打ち滅ぼして、国を父なる神に渡されるのである。
15:25 なぜなら、キリストはあらゆる敵をその足もとに置く時までは、支配を続けることになっているからである。
15:26 最後の敵として滅ぼされるのが、死である。
15:27 「神は万物を彼の足もとに従わせた」からである。ところが、万物を従わせたと言われる時、万物を従わせたかたがそれに含まれていないことは、明らかである。
15:28 そして、万物が神に従う時には、御子自身もまた、万物を従わせたそのかたに従うであろう。それは、神がすべての者にあって、すべてとなられるためである。
(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)
2022/11/13
モーセの十戒 第七戒
モーセの十戒の第七の戒め、出エジプト20章14節をお読みします。
あなたは姦淫してはならない。
現代の日本では、結婚式を教会で、またはキリスト教式で挙げることが最も多いようです。キリスト教では、結婚式は神と人との前で行う結婚の契りの儀式として行います。すなわち結婚とは、男女が一体となって生涯を添い遂げることの契約であり、約束です。
万一の場合として、離婚することになれば、神の前で誓った結婚の約束を破ることになり、神と人とに対する裏切りの行為とみなされます(マラキ2章16節)。
聖書の神は、固い約束によって結ばれた結婚を重んじられ、祝福されます(ヘブル13章4節)。イエス・キリストも、「彼らはもはや、ふたりではなく一体である。だから、神が合わせられたものを、人は離してはならない」(マタイ19章6節)と言って戒めています。これに反して姦淫は、神が祝福をもって結ばれた人間関係を壊す罪です(ホセア2章2節)。
人を結び合わせる聖書の知恵に学んでまいりましょう。祝福された夫婦関係を営む秘訣は、「互に仕え合う」ことです(エペソ5章21~32節)。
ご一緒にお祈りいたしましょう。
天の父なる神様。聖書の戒めは、私たち人間の日々の生活を豊かにするものであることを感謝します。イエス・キリストの愛は、私たちを神の家族として一つにし、神の家族に和解をもたらします(エペソ2章13~19節)。どうぞ、私たちのうちに潜む、家族の一致を壊す悪事、罪を取り除き、清めてください。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)