2022/11/19

讃美歌21・259「急ぎきたれ、主にある民」

1)急ぎきたれ 主にある民
み子の生まれし ベツレヘム
歌え 祝え 天使らと共に
(おりかえし)
きたりて拝め きたりて拝め
きたりて拝め いざ共に

2)光の主よ 神の神よ
おとめマリアを 母として
生まれましし みどり子 主イエスよ
(おりかえし)

3)今われらも 共に歌わん
み使いたちと 声あわせ
み栄えあれ いと高き神に
(おりかえし)

4)とこしえなる 神のことば
肉となりにし この良き日
迎えまつれ 人なる主イエスを
(おりかえし)

アーメン

出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について

2022/11/14

2022年11月20日の聖書日課

(写真:サネカズラ)

第一コリント15:20-28
 15:20 しかし事実、キリストは眠っている者の初穂として、死人の中からよみがえったのである。
 15:21 それは、死がひとりの人によってきたのだから、死人の復活もまた、ひとりの人によってこなければならない。
 15:22 アダムにあってすべての人が死んでいるのと同じように、キリストにあってすべての人が生かされるのである。
 15:23 ただ、各自はそれぞれの順序に従わねばならない。最初はキリスト、次に、主の来臨に際してキリストに属する者たち、
 15:24 それから終末となって、その時に、キリストはすべての君たち、すべての権威と権力とを打ち滅ぼして、国を父なる神に渡されるのである。
 15:25 なぜなら、キリストはあらゆる敵をその足もとに置く時までは、支配を続けることになっているからである。
 15:26 最後の敵として滅ぼされるのが、死である。
 15:27 「神は万物を彼の足もとに従わせた」からである。ところが、万物を従わせたと言われる時、万物を従わせたかたがそれに含まれていないことは、明らかである。
 15:28 そして、万物が神に従う時には、御子自身もまた、万物を従わせたそのかたに従うであろう。それは、神がすべての者にあって、すべてとなられるためである。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)

2022/11/13

モーセの十戒 第七戒



 モーセの十戒の第七の戒め、出エジプト20章14節をお読みします。
あなたは姦淫してはならない。

 現代の日本では、結婚式を教会で、またはキリスト教式で挙げることが最も多いようです。キリスト教では、結婚式は神と人との前で行う結婚の契りの儀式として行います。すなわち結婚とは、男女が一体となって生涯を添い遂げることの契約であり、約束です。
 万一の場合として、離婚することになれば、神の前で誓った結婚の約束を破ることになり、神と人とに対する裏切りの行為とみなされます(マラキ2章16節)。
 聖書の神は、固い約束によって結ばれた結婚を重んじられ、祝福されます(ヘブル13章4節)。イエス・キリストも、「彼らはもはや、ふたりではなく一体である。だから、神が合わせられたものを、人は離してはならない」(マタイ19章6節)と言って戒めています。これに反して姦淫は、神が祝福をもって結ばれた人間関係を壊す罪です(ホセア2章2節)。
 人を結び合わせる聖書の知恵に学んでまいりましょう。祝福された夫婦関係を営む秘訣は、「互に仕え合う」ことです(エペソ5章21~32節)。

 ご一緒にお祈りいたしましょう。
 天の父なる神様。聖書の戒めは、私たち人間の日々の生活を豊かにするものであることを感謝します。イエス・キリストの愛は、私たちを神の家族として一つにし、神の家族に和解をもたらします(エペソ2章13~19節)。どうぞ、私たちのうちに潜む、家族の一致を壊す悪事、罪を取り除き、清めてください。
 イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)

2022/11/12

讃美歌21・248「エッサイの根より」

1)エッサイの根より 生いいでたる
預言によりて 伝えられし ばらは咲きぬ
静かに寒き 冬の夜に

2)イザヤの告げし 小さなばら
きよきマリアは 母となりぬ
主の誓いの み子は生まれぬ 救いのため

3)香りはたかし 小さなばら
きよきひかりは 闇を追いぬ
まことの神 まことの人よ 救い主よ

アーメン

出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について

2022/11/07

2022年11月13日の聖書日課

(写真:サラシナショウマ)

出エジプト3:10-15
 3:10 さあ、わたしは、あなたをパロにつかわして、わたしの民、イスラエルの人々をエジプトから導き出させよう」。
 3:11 モーセは神に言った、「わたしは、いったい何者でしょう。わたしがパロのところへ行って、イスラエルの人々をエジプトから導き出すのでしょうか」。
 3:12 神は言われた、「わたしは必ずあなたと共にいる。これが、わたしのあなたをつかわしたしるしである。あなたが民をエジプトから導き出したとき、あなたがたはこの山で神に仕えるであろう」。
 3:13 モーセは神に言った、「わたしがイスラエルの人々のところへ行って、彼らに『あなたがたの先祖の神が、わたしをあなたがたのところへつかわされました』と言うとき、彼らが『その名はなんというのですか』とわたしに聞くならば、なんと答えましょうか」。
 3:14 神はモーセに言われた、「わたしは、有って有る者」。また言われた、「イスラエルの人々にこう言いなさい、『「わたしは有る」というかたが、わたしをあなたがたのところへつかわされました』と」。
 3:15 神はまたモーセに言われた、「イスラエルの人々にこう言いなさい『あなたがたの先祖の神、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である主が、わたしをあなたがたのところへつかわされました』と。これは永遠にわたしの名、これは世々のわたしの呼び名である。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)

2022/11/06

モーセの十戒 第六戒



 モーセの十戒の第六の戒め、出エジプト20章13節をお読みします。
あなたは殺してはならない。

 人殺しはあらゆる時代、あらゆる世界で大きな罪とされる行為です。しかし、あらゆる時代、あらゆる世界で人殺しは行われてきました。また、ある人々は「なぜ人殺しが悪いことなのかわからない」と言ったりもします。その問いかけに対し、聖書ははっきりと理由を示しています。それは、神が「殺してはならない」と命じているからです。
 聖書は、他の人々に悪を行わず、かえって善を行えと命じています(マタイ7章12節)。自分が良ければ良いという自己中心的な理由は認められません。「おのおの、自分のことばかりでなく、他人のことも考えなさい。」(ピリピ2章4節)と聖書は私たちに教え諭しています。
 さらに聖書は、人殺しの根本にある「憎しみ」の心そのものを戒めています(マタイ5章21~26節)。人殺しの行為だけでなく、人殺しの原因を取り除くことを聖書の神は命じているのです。第六の戒めは、「神は愛である」(ヨハネ第一4章8節)といわれる神の愛の心を示しています。神の愛は人を生かします(ヨハネ第一4章9節)。

 ご一緒にお祈りいたしましょう。
 天の父なる神様。「愛には恐れがない。完全な愛は恐れをとり除く。」(ヨハネ第一4章18節)と私たちは御言葉により教えられています。人間に対する悪を取り除くために、善なる神の愛を受け取ることができますように。人を生かす愛によって私たちを満たしてください。
 イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)

2022/11/05

讃美歌21・231「久しく待ちにし」

1)久しく待ちにし 救いの主きたり
とらわれの民を 解き放ちたまえ
(くりかえし)
喜べ インマヌエルきたりて救いたもう

2)この世に打ち勝つ 力の主きたり
勝利のことばを 与えよ われらに
(くりかえし)

3)やみの夜をてらす 光の主きたり
暗き雲はらい 喜びをたまえ
(くりかえし)

4)われらを導く 望みの主きたり
み国の扉を いま開きたまえ
(くりかえし)

アーメン

出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について