2023/02/12

讃美歌21・484「愛の主イエスは」

1)愛の主イエスは 小さいものを
いつも愛して 守るかたです
(くりかえし)
聖書は言う イエスさまは
愛されます このわたしを

2)愛の主イエスは 救いのために
十字架の上で なくなりました
(くりかえし)

3)愛の主イエスは 罪をゆるして
天への道を 開かれました
(くりかえし)

4)愛の主イエスは いつもわたしと
共に歩いて みちびかれます
(くりかえし)

アーメン

出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について

2023/02/06

2023年2月12日の聖書日課

(写真:キルタンサス)

使徒3:1-10
 3:1 さて、ペテロとヨハネとが、午後三時の祈のときに宮に上ろうとしていると、
 3:2 生れながら足のきかない男が、かかえられてきた。この男は、宮もうでに来る人々に施しをこうため、毎日、「美しの門」と呼ばれる宮の門のところに、置かれていた者である。
 3:3 彼は、ペテロとヨハネとが、宮にはいって行こうとしているのを見て、施しをこうた。
 3:4 ペテロとヨハネとは彼をじっと見て、「わたしたちを見なさい」と言った。
 3:5 彼は何かもらえるのだろうと期待して、ふたりに注目していると、
 3:6 ペテロが言った、「金銀はわたしには無い。しかし、わたしにあるものをあげよう。ナザレ人イエス・キリストの名によって歩きなさい」。
 3:7 こう言って彼の右手を取って起してやると、足と、くるぶしとが、立ちどころに強くなって、
 3:8 踊りあがって立ち、歩き出した。そして、歩き回ったり踊ったりして神をさんびしながら、彼らと共に宮にはいって行った。
 3:9 民衆はみな、彼が歩き回り、また神をさんびしているのを見、
 3:10 これが宮の「美しの門」のそばにすわって、施しをこうていた者であると知り、彼の身に起ったことについて、驚き怪しんだ。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)

2023/02/05

2023年2月5日3分メッセージ



 箴言3章3節をお読みします。
いつくしみと、まこととを捨ててはならない、それをあなたの首に結び、心の碑にしるせ。

 箴言は、イスラエルの王ソロモンをはじめとする指導者が民を教育するために収集した知恵の書物です(箴言1章1~4節)。それは、世の中をうまく生きていくための知恵に留まらず、神と人との前に正しく生きるための戒めをも含むものです(箴言3章4節)。
 ですから箴言は、他人を出し抜いていかに利益をつかむか、ということを教えません。悪事や偽りに手を染めることを戒め、善とまことを守るべきことを教えています(箴言14章22節)。「欺き取ったパンはおいしい、しかし後にはその口は砂利で満たされる。」(箴言20章17節)と言われています。
 また、箴言は自己中心に陥ることを戒めています(箴言3章5節)。厳しく自己研鑽に励んだとしても、結果として自信過剰となって他人の言葉に耳を貸さず、周りが見えなくなってしまうのはよくありません(箴言25章16節)。神を信じることは、信仰以外のことが見えなくなることではありません。信仰とは神の知恵を発見することであり、自らが行くべき道をはっきりと悟ることです(箴言3章6節)。
 箴言をはじめとする聖書の御言葉に学ぶことは、神の前にも人の前にも正しい知恵を得ることであり、神からも人からも慕わしく思えるような生き方を学ぶことです(ルカ2章52節)。聖書が約束している「いつくしみとまこと」をしっかりと目指して御言葉を学び続けましょう。

 ご一緒にお祈りいたしましょう。
 天の父なる神様。現代はおびただしい情報や、様々な人々の宣伝する言葉に満ちあふれています。利益に目をくらまされ、人の道を外れたことを教える言葉に惑わされることがありませんように。まことの道を示し、神の前にも人の前にも正しい生き方を教え導いてください。いつくしみとまことによって私をお守りください(箴言16章6節)。
 イエス・キリストのお名前によって祈ります。アーメン。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)

讃美歌21・403「聞けよ愛と真理の」

1)聞けよ 愛と真理の 主の物語を
世の罪を除く 主のみことばを
主のみことばを
(おりかえし)
やがて時はきたる 平和の光の
くまなく世をてらす 朝(あした)はきたる

2)仰げ あがないの主を 世のため苦しみ
とこしえの命 与えたイエスを
与えたイエスを
(おりかえし)

3)うたえ 造られたもの 全て声合わせ
よろこびあふれる さかえの歌を
さかえの歌を
(おりかえし)

アーメン

出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について

2023/01/30

2023年2月5日の聖書日課

(写真:ストレリチア)

箴言3:1-8
 3:1 わが子よ、わたしの教を忘れず、
わたしの戒めを心にとめよ。
 3:2 そうすれば、これはあなたの日を長くし、
命の年を延べ、あなたに平安を増し加える。
 3:3 いつくしみと、まこととを捨ててはならない、
それをあなたの首に結び、心の碑にしるせ。
 3:4 そうすれば、あなたは神と人との前に
恵みと、誉とを得る。
 3:5 心をつくして主に信頼せよ、
自分の知識にたよってはならない。
 3:6 すべての道で主を認めよ、
そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。
 3:7 自分を見て賢いと思ってはならない、
主を恐れて、悪を離れよ。
 3:8 そうすれば、あなたの身を健やかにし、
あなたの骨に元気を与える。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)

2023/01/29

2023年1月29日3分メッセージ



 ルカ21章2節、3節をお読みします。
ある貧しいやもめが、レプタ二つを入れるのを見て言われた、「よく聞きなさい。あの貧しいやもめはだれよりもたくさん入れたのだ。」

 イエス・キリストは、エルサレムの神殿の前で行われた出来事を引き合いに出して人々を教えました。引き合いに出した一方は金持ちの献金(ルカ21章1節)、もう一方は貧しいやもめの献金でした。
 神殿の入口には献金を入れるさいせん箱があり、集められた献金は神殿の修繕のために用いられました(列王紀下12章9~12節)。キリストの時代の神殿も、イスラエルの王様や金持ちたちの多額の献金が捧げられて、豪華な石や貴金属できらびやかに飾られていました(ルカ21章5節)。
 しかし、キリストはこのように言いました。「あなたがたはこれらのものをながめているが、その石一つでもくずされずに、他の石の上に残ることもなくなる日が、来るであろう」(ルカ21章6節)実際にその時から数十年後、イスラエルの国はローマ帝国により滅ぼされ(第一次ユダヤ戦争)、神殿は徹底的に破壊されました。
 エルサレムの繁栄はわずかな期間で消え去りました。しかし、聖書の神への信仰は滅びることなく、キリストの言葉とともにクリスチャンたちの信仰の行いは今でも語り続けられています(マルコ14章9節)。聖書はこのように言って証ししています。「いつまでも存続するものは、信仰と希望と愛と、この三つである。」(コリント第一13章13節)

 ご一緒にお祈りいたしましょう。
 天の父なる神様。あなたは私たちのような小さい者をも顧みてくださり、真心からの切なる祈りに耳を傾けてくださることを感謝します。「わたしたちは、見えるものにではなく、見えないものに目を注」ぎます(コリント第二4章18節)。偽りの、一時的なものに目を止めるのではなく、真実であり、永遠に続くものをしっかりと見続けることができますように。
 イエス・キリストのお名前によって祈ります。アーメン。

(日本聖書協会『聖書 口語訳』1955年版)

讃美歌21・474「わが身の望みは」

1)わが身の望みは 十字架の主にあり
主イエスのほかには よるべきものなし
(おりかえし)
われらのイエスこそ 救いの岩なれ
救いの岩なれ

2)風いとはげしく 波たつ闇夜も
みもとに錨(いかり)を おろして安らわん
(おりかえし)

3)この世の望みの 消えゆく時にも
心は動かじ み誓い頼めば
(おりかえし)

4)終わりの知らせの ラッパの音(ね)聞く時
主の義をまといて み前にわれ立たん
(おりかえし)

アーメン

出典:日本キリスト教団出版局『讃美歌21』(インターネット配信について